FLOW
意思決定から
始まる制作フロー
作る前に考え、判断し、成果に繋げる。
その全体を、6つのステップで設計します。
STEP INDEX
APPROACH
作る前に、判断がある。
判断の前に、対話がある。
多くのWeb制作は、「何を作るか」から議論が始まります。しかし本来、その手前には「なぜ作るか」「課題は何か」「他に手段はないか」という問いがあるはずです。
目的を確かめ、課題を見極め、選択肢を比べる。判断が定まってから、制作に入る。この順番があるから、後からブレません。
ここでは、その全体像を6つのステップで紹介します。
STEPS
6つのステップ
目的から改善まで、判断の積み重ねでプロジェクトを前に進めます。
STEP 01
目的
なぜ、から始める
多くのプロジェクトは「Webサイトを作る」「SNSを始める」「広告を打つ」など、手段から議論が始まります。しかし、その手段を選んだ理由は、あいまいなまま進むことが少なくありません。
TOMONIは、まずその手前に立ち止まります。事業全体のなかでWebやマーケティングがどんな役割を担うのか。お客様にどんな状態を実現したいのか。プロジェクトのゴールは何か。これらが言葉になっていないと、その後のすべての判断にブレが生じます。
目的を整える時間は、一見遠回りに見えるかもしれません。しかし、ここを丁寧にやることで、その後の判断スピードが上がり、迷いが減ります。
主な活動
- — 現状の事業状況・将来像のヒアリング
- — 期待する成果・実現したい状態の言語化
- — プロジェクトのゴール定義
アウトプット
- 言葉 目的ステートメント(プロジェクトの目的を1〜2行で表したもの)
- 資料 期待する成果の整理メモ(定量・定性、両方の指標)
このステップで目指す状態
「なぜWebに取り組むのか」が、自分の言葉で語れる
STEP 02
課題
表面の悩みより、本質へ
「うまくいかない」と感じる原因は、見えているところにないことが多くあります。新規が来ない、SNSが伸びない、問い合わせが減った——それらは結果であって、本当の原因はもっと奥にあることがほとんどです。
このステップでは、表面の悩みを起点にして、構造的にその奥を掘っていきます。数字を見直し、お客様の声を確認し、現場の感覚をすり合わせる。そうやって少しずつ、本当に解くべき問いの輪郭が見えてきます。
課題が正しく特定されれば、次の手段選びは自然と絞られていきます。逆に、ここを曖昧にしたまま進むと、どんなに丁寧に作っても成果には届きません。
主な活動
- — 現状の数値・体感の整理
- — 「うまくいかない」原因の分解
- — 構造的な課題の特定
アウトプット
- 資料 課題マップ(表面の悩みと本質的な課題の関係を整理した図またはメモ)
- 言葉 解くべき問い(このプロジェクトで答えを出すべき本質的な問いを一文化したもの)
このステップで目指す状態
本当に解くべき問いが、特定されている
STEP 03
選択肢
手段はひとつじゃない
課題が見えてくると、つい「では何を作ろうか」と手段に飛びつきたくなります。しかし、解決の道筋はいつも一つではありません。Webサイト、SNS、広告、紙媒体、営業資料、業務改善——あるいは「いまは作らない」も、立派な選択肢のひとつです。
このステップでは、課題に対して取り得る複数の手段を並べて見ます。それぞれにかかる時間、コスト、得られる効果、リスクを整理し、フラットに比較できる状態をつくります。
最初から一つの手段に絞り込むのではなく、複数を並べて比較する。この一手間が、後から「他にも選択肢があったのでは」という後悔を減らします。
主な活動
- — 取り得る複数の手段の洗い出し
- — 各手段のメリット・デメリット整理
- — 「いますぐ制作しない」も選択肢に含める
アウトプット
- 資料 選択肢比較表(手段ごとのコスト・効果・期間・難易度を一覧にしたもの)
- 言葉 各選択肢の評価コメント(この手段がこの目的に向く理由・向かない理由)
このステップで目指す状態
比較できる選択肢が、並んでいる状態
STEP 04
意思決定
根拠のある判断を、一緒に
並んだ選択肢から、進める手段を選びます。ここで大切なのは「なんとなく良さそうだから」ではなく、「この目的だから、この手段を選ぶ」と言える状態をつくることです。
判断基準を明確にし、各選択肢を評価し、優先順位を決める。一度にすべてをやらず、段階的に取り組むことも判断のひとつです。判断には常にトレードオフがあるので、「何を選び、何を選ばなかったか」も記録に残します。
納得して選んだ手段は、後からブレません。「なぜそうしたか」を自分の言葉で説明できる状態こそ、強い判断です。
主な活動
- — 判断基準の明確化
- — 各選択肢の評価
- — 進める手段の決定
アウトプット
- 言葉 決定事項(採用する手段と、その選定理由を一文化したもの)
- 資料 判断記録(評価したすべての選択肢と、なぜそれを選んだ・選ばなかったかの理由)
このステップで目指す状態
「なぜこの手段を選んだか」が、説明できる
STEP 05
制作
順番があるから、ブレない
目的が言葉になり、課題が特定され、選択肢を比較したうえで判断が固まる。ここまで揃って、ようやく「何を、どう作るか」に入ります。逆に言えば、この順番を踏まないと、制作は手段の押しつけになってしまいます。
このステップでは、判断したことに基づいて具体的な形に落とし込みます。情報設計、ワイヤーフレーム、デザイン、コーディング、公開準備。それぞれの工程で「なぜこの構成にしたか」「なぜこの表現にしたか」が、目的・課題・選択肢に紐づいて説明できる状態を保ちます。
ここで生まれるのは、ただの制作物ではありません。判断の積み重ねが形になった、根拠のあるアウトプットです。
主な活動
- — 情報設計・ワイヤーフレーム
- — UIデザイン・ビジュアル設計
- — コーディング・実装・公開
アウトプット
- 資料 ワイヤーフレーム・デザインカンプ(構造とビジュアルの設計図)
- 成果物 コード一式・公開されたWebサイト本体(または判断した制作物)
このステップで目指す状態
判断に根拠のあるアウトプットが、形になっている
STEP 06
改善
公開は、スタートライン
公開した瞬間に、すべてが終わるわけではありません。むしろ、ここからが本当のスタートです。実際の数値、ユーザーの動き、お問い合わせの内容——リアルなデータが集まりはじめて、初めて見えてくるものがあります。
このステップでは、計測と振り返りを定期的に行います。「想定どおりにいったこと」「想定と違ったこと」を分けて整理し、次の打ち手を判断します。改善とは、また小さな目的・課題・選択肢・意思決定のサイクルを回すことです。
一度のサイクルで終わらず、続けて回すことで、Webサイトは育ち、判断の精度も上がっていきます。これがTOMONIのいう「資産になる」状態です。
主な活動
- — アクセス解析・効果測定
- — 改善施策の立案・実行
- — 次の判断につながる学びの蓄積
アウトプット
- 資料 効果測定レポート(数値の変化と気づきの整理)
- 言葉 次の判断につながる学びの記録(うまくいったこと・いかなかったこと、その理由)
このステップで目指す状態
改善が回り続け、Webサイトが資産になっている